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村田諒太、現役続行を表明「まだボクシングは終われない」

2018/12/04 13:03


現役続行を表明した村田諒太選手(C)ORICON NewS inc.


 ボクシングの前WBA世界ミドル級王者の村田諒太選手(32)が4日、都内で会見を行い、「まだボクシングは終われない」と現役続行を表明した。

【写真】山根前会長への思いを吐露した村田諒太

 村田選手は、10月20日米・ラスベガスで行われた同級3位のロブ・ブラント選手(米国)と防衛戦を行ったが、0-3の判定負けでベルトを失っていた。その後は沈黙を守っていたが、3日の正午過ぎに自身のインスタグラムでサンドバッグの画像とともに「この後13時より情報発信します」と告知していた。

 会見で村田選手は前回の試合について「良いところがなかった。人生を振り返った時に、あの試合が集大成で良いのかと考えた時に、まだボクシングを終えられない」と総括。そして「気持ちをしっかり作り直して、世界の舞台に立てるボクサーになりたい」と思いを伝えた。

 今後に向けて「心身ともに自分を追い込んで、求めるものを求めて、またリングに立てるように。そういう自分になりたい。ボクシングは終われない」と語り、現在は「少し太りましたが、練習しています」と明かした。

 ブラント戦で学んだことを聞かれ「一撃がなかった。起死回生する一発がなく、ただ前に出て追いかけて、チョロチョロパンチを打つだけ。自分が構えていないし、距離も悪いし、反省することだらけ。反省イコール学んでいくことだと思うので、その反省を生かして決め手になる一発を打てないと。あの試合で『ここから逆転する』という感じはなかったですし、その辺りもしっかり組み直して」と語った。

 階級については「ミドルで全然行けると思うし、(一つ下の)スーパーウェルターは厳しいと思うけど、(一つ上の)スーパーミドルでも問題ない。マッチメイク次第」と変更も視野に入れている。

 村田選手は2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得し、13年に五輪金メダリストとしては日本初のプロ転向を宣言。プロデビューから無敗の12連勝で、世界ランク2位に駆け上がり、昨年5月に世界ランク1位のアッサン・エンダム(フランス)とWBA世界ミドル級王座決定戦に挑んだ。この時は、村田選手が4ラウンドにダウンを奪うなど、試合を優勢に進めていたかに見えたが、結果は2-1でエンダムの判定勝ち。この採点結果は国内のみならず、世界で議論を巻き起こした末に、エンダムの勝ちとしたジャッジ2人が資格停止処分を受け、WBAが両陣営に再戦指令を出す事態に発展。同10月にダイレクトリマッチが行われ、7回終了TKO勝ちでベルトを獲得した。
記事提供:オリコンNewS
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