08/07 09:05

エキシビションで行われた視覚障害者による男子100メートルで、日本の斎藤晃司(東京都)が11秒83で銅メダルを獲得した。
「世界大会のこういう雰囲気はやはりいい。
自己3番目のタイムだし、良かった」と声を弾ませた。
高校時代の交通事故で視力を失った。
シドニー・パラリンピックの400メートルリレーで2位。
進学のため、兵庫県内から東京に生活の拠点を移したのと同時に、10秒89の記録を持つ、塩家吹雪さんを伴走者に迎えた。
練習は決して十分ではなかったが、「タイム的にも今の状態なら十分。
これで弾みがつけられる」。
3年後のアテネでのパラリンピックへ向けて手ごたえをつかんだようだ。

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