08/10 09:59

【エドモントン(カナダ)9日共同】国際陸連(IAAF)は9日、世界選手権出場選手1人がドーピング(薬物使用)検査で、禁止物質のエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示したと発表した。
今大会の検査での陽性は初めて。
メダル獲得選手ではない。
最終結果が確定するまで選手名は公表されない。
先にEPOに陽性反応を示しながら検査方法の不備で処分を解除された女子長距離のオルガ・エゴロワ(ロシア)は、今回の検査では陰性で、薬物使用疑惑はとりあえず晴れた。
国際陸連は今大会から持久力を高める効果があるEPOを対象とした検査を導入。
血液と尿を採取し、血液中のヘモグロビン量が基準値を超えた場合は尿も検査する。
検査は7日までに50選手に対して行われ、血液検査で基準値を超えた11選手の中にはエゴロワも含まれていた。

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