▽堅守が看板ウルグアイ

南米予選、プレーオフを合わせた20試合で14失点。1試合平均で失点が1点以下という堅い守備がウルグアイの看板だ。
システムは3-5-2。3バックの真ん中を務めるモンテロが2月末にひざを痛めて戦列を離れた。しかし、4月17日のイタリアとの親善試合には復帰。不在の試合では失点が多かっただけに、チームの精神的支柱でもある30歳のDFの存在感は大きい。
モンテロと同じユベントス(イタリア)に所属するGKカリーニは22歳ながら国際経験豊富。DF、GKは不動のメンバーで、これに加えて2人の守備的MFが豊富な運動量で支える。
堅守の一方で、得点力は予選20試合で2得点以上が5試合だけと物足りない。攻撃はトップ下に入るレコバに頼る部分が大きい。
ドリブルや意外性のあるパスに加え、強烈な左足のFKでもゴールを狙える。
FWは、予選ではダリオ・シルバとマガジャネスが中心だったが、今年に入って新戦力が結果を残し、競争が激化している。中でも2月の韓国戦で2得点、4月17日のイタリア戦でも得点したアブレウは、楽しみな存在だ。

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