06/05 10:33

視聴率は60%近くまで伸びた。
スポーツ紙やグッズの販売も好調。
W杯初戦の余韻が残る5日朝の日本。
16強へ。
開催地も今後の盛り上がりの手応えと期待、希望を膨らませた。
東京都内の通勤列車ではスポーツ紙を広げるサラリーマンが目立った。
スポーツ紙は軒並み部数を刷り増し。
引き分けでも、ある社は通常より5割多く刷った。
営団地下鉄・溜池山王駅の売店の女性(50)は「普段の2、3倍スポーツ紙を置いた。
出足は好調」と笑った。
「引き分けでも、いったん逆転した形がとってもよかった。
幸先のいいスタート。
社内も拍手で沸いた」と都内のスポーツ新聞社幹部。
開幕前からWの文字が1面で躍ったが、それほど部数増につながってなかったという。
「盛り上がりが新聞を買ってくれるところまでいかずちょっと不安があった。
やっぱり日本。
手応えはかなりいい」と話した。
一方、次のロシア戦の舞台となる横浜市。
競技場の西田善夫場長は「初戦での引き分けは大変なこと。
前向きにとらえていい。
ベルギー戦後半のように日本ペースの試合運びを見せてほしい」とエールを送った。
日本の「サポートステーション」として、日本代表のユニホームやポスターを展示している横浜市営地下鉄のセンター南駅。
助役は「日本の雰囲気は良い。
やってくれると思う」。
同駅から通学する都筑区内の高校2年、内野裕貴君(16)は「次は(勝って)勝ち点3を取ってほしい」と期待した。

記事一覧