◎ベルギー

▽欧州予選プレーオフで、チェコ圧倒的有利の下馬評を覆し、6大会連続出場を決めた。
W杯常連の「赤い悪魔」は健在だ。
伝統の堅い守備は現代表にも引き継がれている。
DF陣には長身選手がそろい、相手ゴール前でのセットプレーでも脅威となる。
好GKを輩出する伝統があり、今予選もデフリーヘルが全試合でゴールを守り、プレーオフを含む10試合で6失点と安定した守りを見せた。
特にプレーオフではチェコの猛攻に耐え、2試合とも無失点に封じた。
攻撃は、堅守からの速攻が得意のパターン。
その中心となるのがMFウィルモッツだ。
90年イタリア大会以来4度目の出場で、開幕時には33歳になるベテランだが、今もベルギーに欠かせない。
得点力もあり、予選ではチーム最多の8得点を決めた。
2000年欧州選手権では共催相手のオランダが勝ち進む一方、1次リーグ敗退の屈辱を味わった。
W杯では86年大会で準決勝に進出しマラドーナのアルゼンチンに敗れたものの、4位に入った。
90、94年大会も決勝トーナメントに進出しており、安定した戦いぶりの実績がある。

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