◎スペイン

▽スペインラウル、メンディエタ、モリエンテスら攻撃陣のタレントは世界有数。
3月の親善試合では世界王者のフランスを2−1で下した。
欧州予選7組の戦績は6勝2分け0敗で21得点4失点。
「無敵艦隊」と形容される破壊力は健在だ。
基本陣形は4−2−3−1。
チームの心臓部となる守備的MFはエルゲラら主力が負傷がちだが、才能豊かなバレロン、シャビらが順調に力を伸ばしている。
予選ではベテランのグアルディオラ不在も気にならなかった。
カマチョ監督は若手を積極的に登用し、近年にない選手層に自信を見せる。
FWはエースのラウルに加え、決定力のあるディエゴトリスタン、ハビモレノらも有力候補。
MFにビセンテ、ビクトルら伸び盛りの選手を起用するなど用兵の幅が広がった。
充実の攻撃陣に比べ、最後のW杯となりそうなイエロ主将、ナダルの両DFは年齢的にやや不安がある。
地域色が強く代表よりクラブチームが重んじられてきたお国柄。
1950年大会4位(決勝リーグ方式)のほかにベスト8が3度。
W杯の「敗北の歴史」を覆せるか。

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