北朝鮮メダリスト失格 薬物違反、銀と銅はく奪
【北京15日共同】国際オリンピック委員会(IOC)は15日、北京五輪の射撃男子50メートルピストルで銀メダル、エアピストルで銅メダルを獲得したキム・ジョンス(北朝鮮)が禁止薬物のプロプラノロールに陽性反応を示したためドーピング違反で失格とし、同選手が獲得したメダル2個をはく奪したと発表した。今大会でのメダルはく奪は初めて。

50メートルピストルは譚宗亮(中国)が銀、ウラジーミル・イサコフ(ロシア)が銅に繰り上がり、エアピストルは4位だったジェーソン・ターナー(米国)が銅となる。両種目に出場した松田知幸(神奈川県警)小林晋(岡山県警)の順位も繰り上がり、松田は50メートルピストルで8位入賞となる。

プロプラノロールは交感神経の興奮を抑える効果があり、射撃やアーチェリーなど特定競技で禁止薬物に指定されている。北朝鮮選手団関係者は共同通信に対し「キム選手は北京入りして不整脈が出たため『救心丸』という漢方薬を1、2度飲んだ」と説明した。

IOCはまた、体操女子個人総合予選59位のド・ティ・ガン・トゥオン(ベトナム)も利尿剤のフロセミドに陽性反応を示したため失格にしたと発表した。

08月15日(金)16:35

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