ブラッド・ピット「次は仕事抜きで日本に来たい」 ファンの大歓声に迎えられ「ありがとう」と笑顔

2019/09/13 19:18


ファンに見えるようにしゃがんで手を振るブラッド・ピット


 映画『アド・アストラ』ジャパンプレミアが13日、東京都内で行われ、主演のブラッド・ピットが登壇した。  本作は、宇宙飛行士のロイ(ピット)が、太陽系の彼方で消息を絶った父(トミー・リー・ジョーンズ)と、彼が残したある謎の答えを探すために宇宙へと旅立つ様子を描く。  ファンの大歓声に迎えられたピットは「皆さん、今日は時間を割いてこれを見に来てくれて本当にありがとう。うれしいです」とにっこり。「これはとっても特別なユニークな映画です。ぜひこうした大きなスクリーンで見てください」とアピールした。  来日は2年4カ月ぶり12度目となるピット。「今回の滞在はどう?」と聞かれると、「いつも言っていることですが、仕事ばかりで時間が足りない。いつも『次こそは』と思うのですがいつも足りなくて…」と嘆き、「日本の文化も生活の仕方も大好きなので、次回はぜひゆっくり来ようと思います。まったく仕事抜きで来たいです」と語った。  キャリア初の宇宙飛行士役を演じたピット。「これまでSFはずっとやりたかったけど、なかなか独創的なものが見つからなくて…」と理由を明かしつつ、「今回はこのジャンル(SF)に貢献できたと思うし、この映画は自分でも誇りに思う。他のSFものとは全く別のものに仕上がっています」と、自信をのぞかせた。  「この映画の真のテーマは何だと思う?」という質問には、「幾つもあるけど、親子関係を理解すること、自分を理解すること…。非常に大きなアドベンチャー映画ですが、本当は“自分自身を探す”、そういう物語だと思います」とコメント。最後は世界のファンに向け、「みんな、人には優しくしましょ。それが(この映画の)メッセージです」と呼び掛けた。  映画は9月20日から全国ロードショー。
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