第73回
春の選抜高校野球
4月3日 第2試合
準決勝
宜野座(沖 縄)
▲1-7▼
[試合終]
仙育英(宮 城)
宜|000 001 000|1
仙|121 020 10X|7
仙台育英は球威の落ちている宜野座の先発・比嘉裕の甘い球を確実にとらえた。一回に3四球に乗じて1点を先制すると、二回には芳賀、嶋田の連続長打と近藤の右犠飛で2点を追加。三回には菊池、村山の連打で一死一、三塁とし暴投で1点を挙げ、序盤で流れを決めた。
芳賀は直球に伸びがあり、14三振を奪って1失点で完投。追い込んでからの変化球にも切れがあった。
宜野座は疲れで制球の定まらない比嘉裕の継投機が遅れた。惜しまれるのが、本来のバントを確実に決めて得点につなげる野球ができなかったことだ。先制された直後の二回に送りバントを失敗。これを決めていれば展開は変わったかもしれない。
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