08/01 11:52
【エドモントン(カナダ)31日共同】陸上の世界選手権の最初の決勝種目、3日に行われる男子マラソンに出場する日本代表選手が31日、当地で記者会見した。
日本最高記録を持つ藤田敦史(富士通)は、座骨神経痛による右足の異常を明かした上で「この状況を受け入れてやるしかない。
出るからには勝負をしたい」と決意を語った。
藤田は2年前のセビリア(スペイン)世界選手権では左足のけがを抱えながら6位に入賞しており「前回は痛くても走れた。
(欠場は)頭にない」と強気だ。
また高橋健一(富士通)も右足の違和感を訴えており、「普通のレースなら欠場しているが、レースがレースだけに、自分の判断では決められない。
完走しか頭にない」と話した。
西田隆維(エスビー食品)、森下由輝(旭化成)、油谷繁(中国電力)は元気。
西田は「結果はどうあれ、思い切りやりたい」と表情を引き締めた。
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