08/01 19:15
【エドモントン(カナダ)31日共同】当地で3日(日本時間4日)に行われる陸上の世界選手権男子マラソンでメダル獲得を期待される藤田敦史(富士通)が、座骨神経痛による右足の不調のため、出場が微妙になっていることが31日、明らかになった。
2時間6分51秒の日本最高記録を持つ藤田は山梨・西湖での合宿を終えた7月上旬に、右足に違和感を感じるようになったという。
現在も「右足が抜けるような状態」で、はりなどの治療を続けている。
藤田を指導する駒大の大八木弘明コーチは「出るかどうかは寸前まで様子をみる。
あとのこともあるし、五分五分」と述べ、出場を踏みとどまらせる意向も示唆した。
藤田本人は「(欠場は)頭にない。
絶対走るつもり」としている。
藤田は2年前の前回セビリア(スペイン)世界選手権でも左足の故障を押して出場し、6位となっている。
だがその後は故障が続き、左足甲の骨折で、シドニー五輪の代表選考会に出場できなかった。
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