08/05 11:42

【エドモントン(カナダ)4日共同】国際陸連(IAAF)は4日、禁止薬物のエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示した女子長距離のオルガ・エゴロワ(ロシア)のドーピング(薬物使用)検査に不備があったとの理由で検査結果を無効にし、同選手の資格停止を解除すると発表した。
エゴロワは7月6日のゴールデンリーグ、サンドニ国際(フランス)で尿からEPOが検出された。
リュンクイストIAAF副会長によると、違反が確定するには血液と尿の両検体を調べる必要があるが、同大会では尿検査しか行われなかった。
IAAFは目下、独自に血液と尿の検査を実施している。
エゴロワは3月の世界室内選手権(リスボン)女子3000メートルで金メダルを獲得し、当地で開催中の世界選手権では5000メートル(9日に予選)に出場予定。

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