08/05 13:21

【エドモントン(カナダ)4日共同】陸上の世界選手権で4日、風速計が正常に作動せず、男子100メートル2次予選と七種競技200メートルの記録がすべて参考扱いになる不手際があった。
男子100メートルの2次予選2組でモーリス・グリーン(米国)が9秒88を出したレースでは、微風だったにもかかわらず、風速計が向かい風5・1メートルを表示。
その他のレースでも計測が不正確だったことが判明した。
同予選では、朝原宣治(大阪ガス)が10秒06の好記録を出したほか、オランダなど4カ国の国内記録と世界ジュニア記録を上回る好タイムが出たが、いずれも公認されず“幻の新記録"となった。

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