08/10 08:36

【エドモントン(カナダ)9日共同】国際陸連(IAAF)は9日、世界選手権開催中の当地で実施したドーピング(薬物使用)検査で、1選手が禁止薬物のエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示したと発表した。
最終結果が確定するまで選手名は公表されない。
該当選手は選手権に出場していた。
陽性になった選手は、先にEPOに陽性反応を示しながら検査方法の不備で処分を解除された女子長距離のオルガ・エゴロワ(ロシア)ではないという。
国際陸連は今大会から持久力を高める効果があるEPOを対象とした検査を導入。
血液と尿を採取し、血液中のヘモグロビン量が基準値を超えた場合は尿も検査する。
同検査は大会前の抜き打ちを含め、7日までに50選手に対して行われ、血液検査で基準値を超えた7−10選手の中にエゴロワも含まれていた。

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