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【エドモントン(カナダ)9日共同】12日朝(日本時間12日深夜)スタートの世界陸上選手権女子マラソンで活躍が期待される渋井陽子、土佐礼子(ともに三井海上)ら日本代表5選手が9日、記者会見し渋井は「勝つことが目標」と金メダル獲得を宣言した。
渋井は2時間23分11秒の初マラソン世界最高で勝った1月の大阪国際の前より状態は「何となく良くない」という。
エドモントン入り後には発熱もした。
幸い熱はすぐに下がり「苦しくなっても粘りまくる。
後半が勝負だと思う」と、淡々とした表情のなかに意欲をのぞかせた。
土佐は渋井との5月後半からの米コロラド州ボールダー合宿では、春先のけがの影響で序盤こそ不調だったが徐々に調子を上げてきた。
「やってきたことを信じてやる。
苦しくなってからが勝負」と表情を引き締めた。
松尾和美(天満屋)はこの2人に劣らず好調を伝えられる。
濃い内容で走り込み「何ひとつ不安なくスタートラインに立てる。
楽しみ」と自信を示した。
補欠から繰り上がった松岡理恵(天満屋)は「うれしいよりびっくり。
楽に行けば結果はついてくる」。
大南敬美(東海銀行)は「練習量は十分ではないが、レース当日まで調子を上げたい」と話した。
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