ﾋｰﾛ伝説

ﾌｨｰｺﾞに聞く
｢W杯は最も大切なもの｣

-W杯予選最終戦に勝って4大会ぶりのW杯出場を決めた時の気持ちは｡
｢ﾎｰﾑだったし､国民の期待のすべてがかかっていた｡このためにみんな頑張ってきたんだ｡超満員の観客の中でそれを実現できて大満足｡すごくうれしかった｣

-W杯での目標は｡
｢優勝するのは非常に難しい｡出場ﾁｰﾑはみな予選を突破し､同様にﾚﾍﾞﾙが高く､同じ可能性を持っている｡でももちろん､できるだけいい成績を残したいと思っている｡だって､W杯なのだから｣

-個人的な目標は?
｢もちろんﾍﾞｽﾄを尽くすけれど､個人よりもﾁｰﾑの方が大切だ｡ﾁｰﾑがうまくいけば､個人の成績にもつながる｣

-日本にはあなたのﾌｧﾝが多い｡得点王か大会MVPをという期待もある｡
｢(笑って)ﾄﾗｲします､ﾄﾗｲしますよ｣

-あなたにとってW杯とは｡
｢どんなﾌﾟﾛ選手にとっても最も大切なものであり､代表ﾁｰﾑにとっても一番重要なもの｡だからこそ､いい成績を残したい｣

-代表ﾁｰﾑのﾕﾆﾎｰﾑを着て戦う意味は｡
｢ｸﾗﾌﾞでﾌﾟﾚｰする時とは､やはり違う｡国を代表して戦う時には大勢の人々が自分の後ろで応援し､勝利を期待している｡それを担って祖国のために戦うという心境になる｡自分個人のことやｸﾗﾌﾞとは別のことだ｣

-初めてW杯をﾃﾚﾋﾞで見たころ(9歳当時)W杯に出られると思ったか｡
｢あまりに小さかったので､そこまでは思わなかったけれど､ｻｯｶｰは大好きだった｡たぶん､小さな自分なりの期待はあっただろう｣(共同)

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