06/04 20:22
一度は逆転した日本はW杯初勝利まであと一歩に迫りながら、2-2でベルギーと引き分けた。
試合は後半に大きく動いた。
12分、相手FKをきっかけに先制点を許す。
その2分後だった。
日本は小野が自陣左から中央方向へ浮き球のパス。
弾んだボールを追った鈴木はうまく身体を使って相手DFを追い越し、滑り込みながら足を伸ばしてけり込んだ。
22分に稲本が一度は勝ち越す。
中盤でプレッシャーをかけボールをカット。
拾った柳沢からパスを受けると、巧みなステップでペナルティーエリアに切れ込みフリーの状態に。
左足できれいに振り抜いた。
しかし30分、再びFKから失点した。
日本の攻撃はベルギーの頑強な守りに苦しんだ。
鈴木の強さや稲本の個人技で何とか得点を生み出した格好だった。
守備面の課題が大きい。
2失点はいずれも同じような形。
相手FKを跳ね返した後の対応に失敗した。
前半からセットプレーの守り方は自信なさげで不安定だった。
守りの要、森岡が後半途中で退場したことも今後に不安を残す。
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