06/04 21:11

「よくやった」「次につながる試合だ」。
さいたまスタジアムの試合を大画面モニター(縦18メートル、横7メートル)で中継放映した国立競技場(東京)では、約4万人のサポーターらが口々に日本代表チームの善戦をほめたたえた。
試合開始2時間前から観客が詰め掛けた座席は日本代表ユニホームと同じ青一色で埋まり、目の前で試合が行われているかのようなような熱気に包まれた。
後半に連続して2点が入ると花火が打ち上げられ、興奮もピークに。
MF稲本の「3点目のゴール」が一転ファウル判定となった瞬間には、会場のあちこちから怒号が上がった。
ほとんどが日本人だが、ロシア人サポーターが自国との試合を前に「偵察」に来る姿も。
モニター観戦にはおおむね肯定的で、友人らと来ていた東京都多摩市の女子大生(20)は「入場料は高かったが、十分元が取れた」と笑っていた。

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