06/04 22:14
小泉純一郎首相は4日夜、さいたま市の埼玉スタジアムで、サッカーのワールドカップ(W杯)日本代表チームの大会初戦となる対ベルギー戦を観戦、日本がゴールを決めた時は「おお」と歓声を上げ、席から身を乗り出して拍手を送るなど、代表選手の活躍に声援を送った。
終了後、首相公邸に戻った小泉首相は「いい試合だった。
今までで一番興奮した。
真剣勝負いいね。
時間がたつのを忘れた。
こんな真剣勝負の気持ちを持てたのは初めてだ。
胸が熱くなる。
ゴールした後、じーんとした」と記者団に観戦の感想を語った。
日本代表がW杯初の勝ち点を挙げたことについては「勝ってほしかったが、ベルギーの皇太子夫妻や、日本の皇太子夫妻が観戦していたから一番いい結果だ」と強調。
W杯試合で大量の空席が出ている点については「ずさんな面があり、こういうことがないよう文部科学省も考えているのではないか」と述べた。
後半戦からスタジアムに駆け付けた小泉首相は、必勝を期してW杯日本組織委員会(JAWOC)がつくった黄色い記念ネクタイを着用。
日本がチャンスを逃したときは、机をたたいて悔しがり、ベルギーが得点を決めた場面では残念そうにため息をついた。
日本が2点目を挙げた後は座っていられなくなったのか、並み居る来賓の中でただ1人立ち上がって応援していた。
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