06/09 22:33

【モスクワ9日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)で9日、日本に敗れたロシア。
モスクワ市民は「天王山」の敗戦にがっくり肩を落としたが、16年ぶりの決勝トーナメント進出がかかるベルギー戦に向け“再起"を誓った。
クレムリン横のマネージ広場。
試合を放映する大型スクリーンの前に集まった約5000人のサポーターは「敵地」での試合に挑んだ選手に届けとばかり、力いっぱいの声援を送った。
ロシアは初戦のチュニジア戦に快勝、ソ連崩壊後初の決勝トーナメント進出が現実味を増し、W杯への関心も急速に盛り上がった。
しかし最後まで途切れなかった市民の声援を、試合終了のホイッスルがため息に変えた。
勝ち点3のロシアが決勝に進めるかどうかはベルギー戦の結果次第。
熱戦の末の敗戦にショックを隠さないサポーターも、勝負はこれからと懸命に気持ちを切り替えようとしていた。

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