06/09 23:57

【モスクワ9日共同】インタファクス通信によると、サッカーのワールドカップ(W杯)生中継の大型スクリーンが設置されたモスクワ中心部のマネージ広場などで9日、日本-ロシア戦を街頭観戦していたサポーター同士が衝突、一部が暴徒化するなど混乱が広がった。
同通信によると男性1人がナイフで刺され死亡、約20人が負傷して一部が入院した。
男性が死亡した詳しい状況は不明だが、同通信は「試合後の混乱」の中で起きたと報道した。
一方ロシア通信は、広場とは別の場所の車の中で死体が見つかったと伝えるなど情報が混乱している。
またロシアの「モスクワのこだま放送」によると、W杯応援で暴徒化したロシアのサポーターが同日、モスクワ中心部の日本料理店を破壊したほか、街頭観戦の邦人数人が取り囲まれて威嚇され、連絡を受けた日本大使館が保護した。
この日、同広場には試合を生中継する大型スクリーンが設置された。
試合開始後には警察発表で約5000人が集まり、ロシア敗戦にいらだったサポーターが7台の車に放火するなどした。

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