06/10 06:22
【モスクワ9日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)日本戦の敗戦でサポーターがフーリガン(暴力的なファン)化した問題で、在ロシア日本大使館は9日、領事部職員全員が呼び出され、在留邦人の安全確認や注意喚起などの緊急対応に追われた。
領事部は1150人の在留邦人に電話やFAX、電子メールなどで、事態が沈静化するまで外出を控えるよう緊急連絡した。
「日本が勝ったまでは良かったんですが」と領事部の沖本康成参事官。
「今後もロシアの試合の際は注意を呼び掛ける必要がある」とし、在留邦人保護に全力を挙げる考えを強調した。
大使館は7日、在留邦人に向け、日本-ロシア戦当日は外出しないよう異例の通知を出していた。
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