06/10 11:04
歴史的な勝利から一夜明けた10日午前、静岡県袋井市の日本代表の宿舎「葛城北の丸」前はサポーターの姿もなく、静かな朝を迎えた。
日本サッカー協会によると、午前中は選手らの体調を整える「クールダウン」にあてられているという。
宿舎近くの住民でつくる「入り口応援団」の畑中篤さん(52)は「ニュースや新聞でもう一度ロシアに勝ったのを確認した。
自分のうちの子が勝って帰ってきたようでうれしかったが、きょうはゆっくり休んでほしい」と選手たちを気遣っていた。
日本代表は10日午前2時15分ごろ宿舎に帰還。
トルシエ監督や中田英寿選手らは激闘のためか、やや疲れた表情をバスの窓越しに見せた。
宿舎近くの沿道でサポーターら約150人が出迎え、バスが近づくと決勝点を挙げた稲本潤一選手に向けて「稲本、稲本」と声をかけた。
稲本選手は手を振って応えていた。
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