06/10 19:05
初勝利を飾ったロシア戦でW杯のピッチに4年ぶりに立ったFW中山雅史(磐田)が10日の会見で、前回フランス大会時と比較した日本代表の成長ぶりを証言した。
とりわけ「選手の経験値が格段にアップしている」と述べ、積極的に海外移籍にも挑戦している若手の飛躍を評価した。
中山が主力FWとして出場した前回は1次リーグ3戦全敗。
「フランスでは連敗して、3戦目は消化試合になった。
でも今回は、初戦で勝ち点、2戦目で初勝利、最後に1次リーグ突破を狙う。
徐々に目標が高くなっている」と全く違う手応えを強調した。
チーム最年長の34歳が「代表一人ひとりの成長」を認めた。
「世界ユースや五輪、海外のクラブを、いろいろな選手が経験し、積んだ自信を試合で出している。
新しい世代の選手が頼もしくなった」と目を細めた。
今回はスーパーサブとして「アグレッシブな動きで仲間を引っ張る」と盛り上げ役に徹している。
3戦目のチュニジア戦に向けては「個人で突破する選手が目立つし、1対1で破られたときのカバーが大事。
ここで気持ちが緩むことなく、さらに強い意志で臨まないといけない」と気合を入れ直していた。
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