06/10 21:19
「日本サッカーの父」と呼ばれるドイツ人の元日本代表コーチ、デットマール・クラマーさん(77)が10日夜、静岡県清水市で講演。
W杯での日本代表の戦いぶりについて「決勝トーナメントに進んで本当のW杯が始まる。
次のチュニジア戦も、今までと同様に戦えば世界を驚かすことができる」とエールを送った。
クラマーさんは日本サッカー協会の招きでW杯に合わせて来日。
この日はサッカーの指導者ら約60人を対象にした研修会で熱弁を振るった。
この中で「サッカーは教科書からだけではなく、試合を研究して実践に生かしていくことが重要だ」と強調。
今回のW杯のビデオを流しながら、守備や攻撃を行う上でのポイントについて身ぶり手ぶりを交えて説明した。
クラマーさんは日本サッカー協会の要請で1960年から日本代表を指導。
68年のメキシコ五輪銅メダルの礎を築いたほか、指導者の育成などにも大きな功績を残した。
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