06/10 00:44

決勝点を演出した左サイドから柳沢の足元へのクロス。
左足のスペシャリスト、中田浩は「あのパスは狙っていたわけではないけれど、きょうは前後半を通じていいクロスが出せた」と満足感を漂わせながら振り返った。
後半6分、右からのパスを受けた中田浩。
「相手GKの前、ニアポストに速いボールを入れようと考えていた。
そのイメージでけった」という球は、中央の柳沢に向かって飛んだ。
ダイレクトで稲本へと引き継がれ、値千金のゴールとなった。
守備でも、ロシアの攻撃を右サイドから支えるカルピンを相手に、何度も体を張ってピンチを切り抜けた。
「相手が(DFの)裏に入ってくることが少なかった。
正対してればOK、と思って守った」と頼もしい言葉が返ってきた。
「この勝ちはでかい。
うれしい」と言った後、「でも、もう1試合」と気を引き締めた。

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