06/14 17:40

日本の決勝トーナメント1回戦の相手はトルコと決まった。
ブラジルに次いで2位で突破したC組での3試合から、トルコの特徴を分析する。
攻撃では3試合とも2トップのシステムを主に採用した。
ボール扱いに優れた選手がそろう中盤では、パスがテンポよくつながる。
右サイドから前線にかけての4人が巧みに連係して攻撃し、他の選手は守備主体と役割がはっきり分かれている。
攻撃の4人はそれぞれ持ち味が違う。
FWハカンシュキュルはパルマ(イタリア)で日本の中田英とチームメート。
191センチの長身で、ポストプレーもうまいが、ボールを受けた後に反転してDFをかわすスピードが速い。
FWハッサンはスピードが武器でカウンター攻撃では、決定的な仕事をする。
MFバストゥルクはドリブルで崩したり、引いた位置から大きなパスを展開したりと攻撃の中心を担う。
右MFのユミトダバラは、速く正確なクロスを送る。
日本が気をつけなければならないのは、反則プレーが多いこと。
1次リーグの3試合で、イエローカード10枚、レッドカード2枚を受けた。
審判に見えないところでシャツを引っ張って、相手を止めるのは当たり前。
相手をいら立たせて、自分たちのペースに引き込もうとする。
ギュネシ監督は「日本にはホームの利がある。
次はタフな戦いになるだろうが、いいプレーをする準備はできている」と警戒しながらも自信を示す。
(ソウル共同)
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