06/14 17:53
金曜日の昼間にキックオフの笛がなった14日のチュニジア-日本戦。
職場を抜け出したサラリーマンらで喫茶店があふれ、“教育的配慮"とテレビ観戦のために授業を短縮する中学校も現れた。
東京・有楽町の喫茶店は試合開始前に超満員。
小さなテレビが1台あるだけだが、スーツ姿の立ち見客まで出て大盛況だ。
近くの会社に勤める男性(29)は「一応、外回りしてることになってます」と苦笑い。
「取引先も観戦で休んでたりで仕事にならない。
今日は最後までここで粘ります」と、アイスコーヒーを注文した。
店側も「コーヒー1杯でも結構。
覚悟してます」。
東京・秋葉原のラオックス本店では1日2-3本売れるだけの室内アンテナが数十本売れた。
店員は「事務所で急にテレビを設置したのでしょう。
会社あての領収書を受け取る人も多い」と話した。
稲本潤一選手の母校大阪府堺市の上野芝中学。
6時間限ある授業をそれぞれ5分ずつ短縮し、午後2時50分には下校できるようにした。
大木一雄教頭は「先輩の活躍も見てほしいが、それぞれが90分間を足がつるまで走り回り、力を出す姿から学んでほしい」とテレビ観戦奨励の理由を説明した。
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