06/14 18:32

「日本はサッカーの新しい歴史をつくった」。
ワールドカップ(W杯)で14日、日本が決勝トーナメント進出を決めた瞬間、韓国でも共催国、日本の勝利を喜ぶ市民が拍手と歓声を上げ祝った。
「いいぞ、中田」「行け、行け」。
同日夜に韓国-ポルトガル戦を控えた仁川市の仁川文鶴競技場近くの公園では、大型スクリーンの前に市民約4000人が集まり中継を観戦。
高校生の申兌振君(17)は「日本はがんばった」とニコニコ。
「今夜は韓国も3点差で勝ち」と元気にガッツポーズをした。
ソウル市内の学生街にある喫茶店には、韓国に留学した日本人学生や、韓国人会社員ら約30人が集まった。
勝利が決まった瞬間、手拍子しながら総立ちとなり「ニッポン、ニッポン」の大合唱。
経営者の鄭珍基さん(34)は「すばらしかった」と喜び、「決勝で日韓が対戦できれば最高だ」と興奮気味。
KBSテレビのアナウンサーや解説者は日本選手のプレーをたたえた。

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