06/14 19:02

サッカーW杯の日本-チュニジア戦は企業の勤務時間と重なったが、中にはサッカーファンの社員に配慮して社内でのテレビ観戦を許可したり、会社ぐるみで応援するところも出て、仕事そっちのけでテレビにくぎ付けとなる光景が見られた。
大阪市淀川区にある日清食品本社では、創業者の安藤百福会長をはじめ約200人が、社内に設置された大型スクリーンで日本代表チームを応援。
ユニホームや法被姿で盛り上がる社員もいたが、一方で取引先からの連絡か、携帯電話を手にスクリーン前を離れる社員も多く見られた。
玩具メーカーのバンダイも、東京都台東区の本社で約150人が社員食堂に集まりテレビ観戦した。
週末の忙しい時間帯と重なっただけに、仕事優先で「普段通り」の企業がほとんどだったが、「社内はいつもに比べて人が少なかったし、午後から急に休暇を取る人もいた。
自然とテレビのある所に集まり観戦していた」(大手繊維メーカー)という。

記事一覧