06/14 19:58

骨折した鼻を守る黒いフェースガードをつけながら、日本の最終ラインでチュニジアの反撃をしのいだ宮本恒靖選手の活躍に、地元大阪や京都の母校でも大歓声が沸いた。
同志社大(京都市)では学生会館ホールの大スクリーンを設置。
2000人近い学生の「ニッポン」コールや応援歌に包まれた。
勝利が決まると割れるような歓声が上がり、熱気は最高潮。
宮本選手が画面に映ると、ひときわ大きな拍手と「同志社、同志社」のコールが続いた。
2年の女子学生はほおを紅潮させ「宮本、かっこよかった」。
ユニホーム姿の3年大山貴之さん(20)も「無得点に抑えたのはすごい」と興奮した様子だった。
大阪府松原市の府立生野高校でも先輩を応援しようと、生徒ら約100人がテレビ観戦。
教頭の古川一彦先生は「宮本選手には次の試合も精いっぱい頑張ってもらって、さわやかな感動を何度も与えてほしい」とエールを送った。

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