06/14 21:30
決勝トーナメント進出が決まり、大阪の繁華街ミナミには競技場やテレビ観戦を終えたサポーターやサッカーファンが続々と集結。
至る所で胴上げやニッポンコールが沸き上がり、道頓堀川にかかる戎橋から330人以上が次々と川に飛び込むなど喜びを爆発させた。
戎橋周辺は100人を超える警察官が厳戒態勢を敷き、橋はすし詰め状態。
制止を振り切って、浮き輪なども用意したファンが次々と川にダイブ。
通りでは見知らぬサポーター同士が握手したり、抱き合ったりする姿も。
事故を懸念する大阪府警は午後6時ごろから橋を通行制限したが、この後も飛び込みが続いた。
ロンドンからきた英国人ジョン・マーフィーさんは「サッカーではイギリス人も日本人も変わらないね」と日本人の熱狂ぶりに目を丸くすれば、東京都文京区の会社員清水幸雄さん(47)は「日本の3試合とも見たが、盛り上がりは大阪が一番。
パワーがありますね」と驚いていた。
大阪名物のくいだおれ人形の隣には日の丸を持って万歳する人形も登場、一緒に万歳して記念撮影する人も。
競技場周辺では公衆トイレの屋根に登った若者の音頭で「ニッポン」コールが起こるなど勝利の余韻を引きずったまま。
大阪市の専門学校生西岡昌孝さん(20)は「次はトルコを3-0や。
準々決勝で大阪にカムバック」と叫んだ。
大型スクリーンのあるサッカーパブでは、日本サッカー協会のシンボルにちなんだ日本酒「やたがらす」が振るまわれ、祝杯をあげた。
近畿大2年の男子大学生(20)は「次のトルコは日本と似たチームで勝機はある。
ベスト8は堅い。
ベスト4も見えてきた」と興奮していた。
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