06/15 00:54
チュニジア戦に快勝し、悲願の決勝トーナメント進出を決めたW杯日本代表が14日午後11時40分すぎ、バスで静岡県袋井市の宿舎「葛城北の丸」に到着。
大粒の雨が降りしきる中、2000人以上のファンが詰め掛け、宿舎近くの通りは人であふれ返った。
待ち構えたファンはゆっくり走り過ぎるバスに日本コール。
窓越しに、ゴールを決めた森島寛晃選手やトルシエ監督の顔が見えると、大歓声に変わった。
静岡県浜松市から来た会社員の藤村久美子さん(27)は「選手を一目見ようと雨の中3時間待ちました。
一瞬のことでよく分かりませんでした」と話した。
日本代表は大阪から新幹線で午後10時40分すぎにJR掛川駅に到着。
1300人が出迎える中、川口能活選手を先頭に選手が構内に現れると、カメラのフラッシュとともに「キャッー」「オー」などと歓声。
選手らはやや疲れた様子で、ほとんどがサポーターに視線を向けることはなかったが、最後に現れたトルシエ監督は軽く笑みを浮かべていた。
記事一覧