◎チュニジア
▽初出場した1978年大会の1次リーグでメキシコを3−1で下し、アフリカ勢として初勝利を挙げた。
アフリカ・サッカー界のパイオニア的存在だ。
国内リーグが盛んで、国内でプレーする者が多い。
システムは主に4−4−2で、愛称は「カルタゴの鷲」。
前回のフランス大会は1次リーグで3試合とも接戦を演じて1分け2敗。
その経験者が約半数が残った。
指令塔のMFバヤを中心とした攻撃的なチームに仕上がり、アフリカ最終予選D組を無敗で勝ち上がった。
守備はGKエルウアエル、DFバドラを中心に安定。
攻撃は昨年のアフリカ新人賞候補にも挙がったジトゥーニとジャジリが2トップを組む。
ドイツで活躍するベテランFWのセリミも本大会に呼ばれそうだ。
チーム作りは、98年大会後に就任したスコーリオ監督が行ってきたが、W杯予選中に辞任。
後任のクロイツン監督もW杯出場決定後に解任された。
新監督には、このほど元フランス代表のミシェル氏が就任。
フランス、カメルーン、モロッコをW杯で率いた名将の指揮に期待が集まる。

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