フランスセネガル

セネガルが快勝。アフリカ勢の潜在能力の高さをあらためて証明すると同時に、2連覇を目指すフランスが早くも黒星を喫し、波乱の大会を予感させる幕開けとなった。 両チーム唯一の得点は前半30分。左サイドを俊足のディウフがドリブルで持ち込み、ゴールライン際から折り返し。相手DFのクリアボールがGKに当たり跳ね返ったところを、ゴール前に詰めていたB・ディオプが倒れ込みながら左足で押し込んだ。 何とか同点に持ち込みたいフランスは、後半10分すぎから猛攻。12分にトレゼゲ、アンリ、14分にはビエラが立て続けに頭で合わせたが、ゴールを割れず。その後もボールを支配し、アンリを中心に攻め続けたが決定力不足。セネガルの最終ラインは予想以上に強固で組織力があった。

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