ドイツサウジアラビア

ドイツが実力差を見せつけた。大型選手が相手のタックルをかわしながら前進を続け、空中戦で得点機をうかがう攻撃を繰り返した。 前半の4ゴールの始まりは前半20分。左のバラックからのセンタリングが流れたところをクローゼが頭で押し込んだ。25分にもクローゼが頭で決めると、さらに2点を追加した。 後半は25分に、フリンクスが提供したボールにクローゼがまたも頭で合わせ、39分にはベテランFWビアホフもゴール。 サウジアラビアは、1対1で当たり負けして精神的な劣勢に陥った。前方に送るパスに精度を欠き、ほとんど攻撃の形をつくれなかった。FWジャベルのドリブルでゴールに迫るシーンもあったが、結局シュートは3本だけ。守備もマークを徹底できず、相手に自由なスペースを与え過ぎて壊滅状態だった

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