アルゼンチンナイジェリア

アルゼンチンはバティストゥータの一発で勝負を決めた。後半18分、ファーサイドを狙った左CKで、DF陣の背後に回り込み、頭で合わせた。それまでCKからの好機を逃していたが、大舞台で勝負強さを発揮した。 バティストゥータのポストプレー、ベロンのパスなど前線だけで攻撃を組み立て、右サイドではオルテガがドリブル突破でかき回した。得点にはならなかったが、オルテガやソリンらも世界レベルのシュートを再三放った。3バックの守りは用心深く、押し上げを抑えたが、後半はアイマール、クレスポも投入し、攻撃陣の層の厚さを見せた。 ナイジェリアはGKショルンムが、素晴らしい反応で何度もピンチを救った。身体能力の高さを生かしたカウンター攻撃で恐怖を与え続けたが、前半31分のオコチャのシュートもGKの好反応に遭い、無得点で敗れた。

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