スペインスロベニア

スペインは攻めあぐねた前半に得点できたことが大きかった。 3人のDFの前に、さらに4人のMFを引き気味に横一列に並べた形でスペースを消された。しかし、ルイスエンリケのドリブルでの中央突破からチャンスが生まれた。クリアボールをさらったラウルが相手の動きを見極め、正確にシュート。前半44分と時間帯もよかった。 後半は攻めに出てきたスロベニアに対し、逆に29分に左からのクロスをバレロンが決め、さらにPKで突き放した。 スロベニアは屈強な体と、ボールへの集まりの速さで守備では粘った。しかし、攻撃を担う3人とその他の選手との距離が間延びして、ボールを奪っても効果的な攻めにならなかった。後半に攻撃の選手を入れ替え、37分にチミロティッチが1点を返したが、及ばなかった。

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