クロアチアメキシコ

メキシコがPKで挙げた1点で前回3位のクロアチアを振り切った。 前半はともに慎重に戦った。特に4バックでスタートしたクロアチアは左クロスが大きな武器のヤルニもほとんど攻撃に参加せず、守りに重点を置いた。 試合は後半15分に動いた。縦パスを受けたメキシコのボルゲッティがそのまま後方へ流す。DFとDFの間への好パスとなり、ブランコが突進した。クロアチアのジブコビッチが止めようと後ろから引っかけてPKの判定。これをブランコが決めた。ジブコビッチは退場となった。 クロアチアはカウンター攻撃にかけていたが、メキシコも十分に分かっていた。帰陣も速く、守備体系は崩さなかった。終盤の反撃も粘り強くかわした。クロアチアは攻めの中心、プロシネチキ、シュケルのベテラン勢の動きが鈍く、不発に終わった。

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