韓国ポーランド

韓国が攻守に圧倒し、W杯通算15試合目にして悲願の初勝利を挙げた。 先制ゴールは前半26分。左サイドから李乙容が狙いすましたように前線でフリーとなった黄善洪にパス。黄は左足のインサイドボレーで的確に決めた。 追加点も最高の時間帯に奪った。後半8分、ゴール正面でDFを一人振り切った柳想鉄がペナルティーエリアわずか外から、右足で正確にシュートした。 韓国が優勢だった最大の理由は、中盤を完全に支配した点に尽きるだろう。MF陣は豊富な活動量を保ち、チームの柱、洪明甫は冷静にDFラインを統率。相手に決定的な得点機を与える場面はなかった。 ポーランドは最前線に俊足のオリサデベを残し、守備重視で臨んだが、局面でのスピード、当たりで競り負け、攻撃の核にいいボールを供給できず完敗した。

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