ロシア
チュニジア
ロシアの2点はいずれも、相手守備陣の軽率なプレーに助けられた。 後半14分、ロシアの右CKを捕球したチュニジアGKブミニジェルが、CKをけった後、自陣に戻ろうとするイズマイロフにボールを投げる凡ミス。これを頭で前線のシチョフにつなぎ、こぼれ球をチトフが右足でゴール左に決めた。 ロシアは5分後にも、ペナルティーエリア左でクロスを受けたシチョフが内側に切り返すと、相手DFジャイディが簡単に足を出して倒し、PK。これをカルピンが左隅にけり込んだ。 試合開始前の気温が30度の暑さで、両チームとも序盤こそ先制点を狙って攻め合ったが、徐々にスローダウン。ロシアは相手ゴール前でも細かいパス回しを試みるなど、攻撃に速さがなかった。チュニジアはパスミスが多く、シュートも不正確で、終盤の絶好機を逃した。
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