米国
ポルトガル
米国がポルトガルの守備の甘さをつき、番狂わせを演じた。 開始早々のセットプレーが効いた。集中し切れていないポルトガル守備ラインに放り込んだCKを、マクブライドがヘディングシュート。GKが弾いたところを、オブライエンがけり込んだ。 さらに、オウンゴールで加点した後の36分には、右クロスをマクブライドがフリーになって頭で決め、早々と3得点。格上のチームにも動じず、正確なボールをけり続ける攻めが、相手守備陣のミスを誘った。 ポルトガルは個人技を生かした攻めで2点を返した。リードを許した前半も、フィーゴを中心に巧みなポジションチェンジで攻めの形をつくった。だが、多彩な攻めにこだわるあまり、守備の意識が低下したことが命取りになった。コウトが操る守備ラインも連係が悪かった。
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