イタリアクロアチア

クロアチアが軽快かつ果敢な攻めでイタリアを圧倒。先制点は許したが、追いつくと勢いづき、すぐに勝ち越した。 同点ゴールは後半28分、ヤルニの左クロスをオリッチが勢い良くけり込んだ。さらに畳み掛けて31分、相手のクリアボールをN・コバチが頭でつなぎ、ラパイッチが左足でループシュートを鮮やかに決めた。 プロシネチキとシュケルのベテラン2人を外し、攻撃の起点をN・コバチにしたことで、攻めが活性化し、主導権を握り続けた。 守備ではシムニッチとトマスがそれぞれビエリとトッティを密着マークし、破壊力を最小限に抑えた。 イタリアは序盤にミスを重ね、徐々に劣勢になる流れを止められなかった。後半10分にビエリが頭で先制し、逆転された終盤にも猛反撃したが、トッティのFKがポストに当たるなど運にも見放された。

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