南アフリカスペイン

スペインが地力の違いを示して、南アフリカを突き放した。 1次リーグ突破を決めているため、大幅にメンバーを入れ替えて臨んだが、正確なパス交換は健在で多彩に攻めた。 開始早々、GKがこぼしたボールをラウルが拾い先制。追いつかれての前半ロスタイムにはメンディエタが、相手GKを棒立ちにさせる見事なFKを決めた。後半に再び追いつかれたが、11分には大会初出場のホアキンがライン裏に絶妙の右クロス。これをラウルが頭で決めて勝ち越した。 南アフリカは攻撃的だった。高いポジションを取り、ボールを奪うと積極的に縦にパスを出した。 そうした姿勢はリードされても追いつく粘りにつながり、マッカーシー、ラデベのゴールを生んだ。だが、強引な攻めも多く、相手守備網に引っ掛かった。

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