ドイツパラグアイ

ドイツが終了間際に豪快なゴールを決めた。0-0で迎えた後半43分、右サイド深くまで持ち込んだシュナイダーからの折り返しを、ゴール前に詰めていたヌビルが鮮やかに右足ボレーで合わせた。 前半はほぼ互角の展開だったが、後半になるとドイツが一方的に攻めた。しかし、体格の利を生かそうと、両サイドからクロスを上げるがうまく合わず、クローゼが得意の頭で再三ゴールを外すなど、攻めながら得点できない嫌な展開が続いていた。 守備の機会は少ないドイツだったが、GKカーンの好反応はさすがだった。 名GKチラベルトを擁するパラグアイは最後まで守り切ってPK戦に持ち込むつもりだったのか、特に後半は極端に守備的な陣形だった。失点してからは慌ててクエバスを投入して果敢に攻めたが、遅すぎた。

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