メキシコ米国

米国の守備的戦術が成功。カウンターで奪った2点を守りきった。 米国は従来のシステムを変更。中盤の下がり目に4人を並べ、メキシコの中盤の選手を徹底的にマークした。特に、相手が得意とする両サイドをしっかり封じたことが功を奏した。 早い時間に得点したことも大きかった。前半8分、相手のすきを突いてレイナがゴール右を攻め上がって崩すと、後方へのパスに走り込んだマクブライドが豪快に決めた。 後半20分には、カウンターからの左クロスに、ファーポストのドノバンが頭で押し込んだ。GKフリーデルの好セーブも光った。 メキシコは、米国の術中にはまった。選手交代でのシステム変更もいまひとつ。時間がたつにつれ、ボールを圧倒的に支配しながら、崩せないいら立ちから、ラフプレーも目立った。

戻る