日本
トルコ
最後までゴールへの意欲を見せた日本だったが、ベスト8への道は遠かった。互いに手の内の探り合いをしていた前半の序盤に、日本がCKから失点。これが決勝点となって、0-1でトルコに敗れた。 前半10分すぎ、左DFの中田浩が不用意にバックパスしたところを突かれた。GK楢崎と相手攻撃陣が競り合う形となり、トルコのCKとなった。12分、エルギュンの右CKからの鋭いクロスがゴール前に飛び、中央のスペースをうまく確保したユミトダバラがフリーでヘディング。ボールは楢崎の右を抜けてゴールとなった。 日本はFWに西沢、三都主を据える意外な先発の布陣。失点後は徐々に落ち着きを取り戻した。前半40分すぎ、中央から三都主の左足でのFKは枠に当たってはね返った。 ボールを保持する機会は日本が多かった。後半7分には、左からのこぼれ球を、中田英が中央でシュートしたが相手守備陣に当たった。20分には、中田英が頭で落としたボールを、後半から出場の鈴木がシュートしたが外れた。 個人技がさえるトルコと互角の戦いを繰り広げただけに、序盤の失点がなんとも悔やまれる。
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