ブラジルトルコ

前半から優位に運んだブラジルはロナウドが決勝ゴールを決めた。後半4分、左サイドでパスを受けたロナウドはペナルティーエリアに入った直後に右足でシュート。意表を突かれた形のGKリュシュトゥが左手に当てたものの、サイドネットに決まった。 ブラジルは前の3人とカフー、ロベルトカルロスの両サイドで、中盤のパスがつながらないトルコに圧力をかけた。前半から決定機を連ね、最初の1点さえ入れば楽になる展開だった。先制点の後は守備に比重を置いて逆襲を狙う安全策で、無難に反撃を絶った。 トルコは疲労からか周囲の動きがなかった。ボールを奪われた後の逆襲への恐れもあって、準々決勝で見せた流れるようなパスワークの正確性を欠いた。後半立ち上がりの失点が手痛く、後半36分のハカンシュキュルのシュートもGKに阻まれた。

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