04/16 16:16

【シュッツトガルト(ドイツ)16日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)に出場する各チームは17日、欧州各地で強化試合を行う。
監督によっては勝敗を度外視したテストの場とする可能性もあるが、W杯本番が迫り、多くのチームでW杯に向けた陣容が見えてくるだろう。
W杯で日本と同じ1次リーグH組勢では、ベルギーがスロバキアと対戦。
負傷者続出に頭を痛めるワセージュ監督は、故障で代表を離れていたE・ムペンザを招集し、立て直しを図る。
ロシアは、連覇を狙う優勝候補フランスと顔を合わせる。
両チームの現状が浮かび上がる試合となりそう。
ミシェル前監督が辞任して混乱しているチュニジアは、スロベニアと。
得点力不足を解消できるか。
このほかの注目は欧州と南米の顔合わせ。
ドイツと対戦する優勝候補アルゼンチンはクレスポとバティストゥータの大砲2人が負傷欠場するものの、スピードに乗った攻撃が見ものだ。
やはり主力をけがで欠くドイツが、地元でどこまで対抗するか。
ポルトガル|ブラジルも大一番。
ポルトガルはフィーゴの復帰で攻撃のリズムを取り戻したい。
ブラジルは、ロナウドの復調ぶりが最大の関心事だ。
イングランドはパラグアイと対戦。
左足甲を骨折したベッカム主将の代役はダイアーか。
ウルグアイを招くイタリアもトッティ、ビエリ、マルディーニと攻守の柱が負傷欠場するが、選手層の厚さが焦点となる。

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